脱炭素、というキーワードはGXという仕組みとして加速するらしい。ナショナルトラスト運動とも言うらしい。
反面、巣篭もり消費で半導体が好調だ。つまり製造業の運命が世界経済を占うということか。
日本は雇用維持を優先し生産性も賃金も上がらない。

今朝のニュース
・カギは財政　失業率が下がるまで財政出動を止められない。
・ＧＸ （グリーントラストインフォメーション）　CO２排出量減少は加速する。
・オリエンタルランド赤字２８７億円。ミッキーも失業中か？
・トヨタ世界販売トップ。VWを抜いて５年ぶり。アメリカ、中国が堅調。
・サムスン電子　増収増益。半導体市場が活況。TSMC（台湾）、SNIC（中国）も好調。

【プロの眼】日米収益格差の原因　中島厚史氏　新潟県立大学
・米企業は前年同期を超える水準に回復。日本はまだ大幅に低いまま。
・製造業の売上高営業利益率。差は開き、回復も遅い日本。
・人件費と生産性、いずれも日本が低い。日本は雇用を維持して賃金と生産性を上げられない。
・輸入物価が輸出物価を超えられない。

今朝のモーサテより

反面、この時期にさらに競争を促そうとする強い主張もある。

竹中平蔵　成長戦略としての競争戦略
・公正な競争を促し監視する部門が必要ではないか。
・インフラなども公共部門ではなく民間の競争が必要。
・JALは国際線、ANAは国内線に。メガキャリアが生まれにくい北東アジア。
　（JALの再建時に踏み込んで議論すべきだった。）
・水道事業や発電事業も健全な競争をするべきではないか。

NHK　まいアサ！　マイBIZ！より

”新しい資本主義”などメッセージ力の強い発言が多い竹中氏だが、矛盾はないだろうか。
彼は勝ち組を演出するディレクターだ。敗者へのケアは考えない。

するとどうだろう。
ＧＸで取り戻そうとする自然や社会環境は、全て負け組ということにならないか。
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