モーサテで専門家の皆さんが今年と来年の経済について論じていた。

相場を動かした「主役」は (専門家の意見)

コロナなのに株価が上昇している。立役者はパウエルFRB議長だった。
パウエルでなければできなかった。
1、金利をゼロにした。
2、雇用が予想以上に回復。リーマン時より早い回復。
各国中央銀行の政策も大きかった。財政出動の規模が大きかった。(戦時経済を超える)
大きな政府」を正当化できた。

パウエルはバブルを懸念しないと発言している。資産価格を上げて経済を支える。
アニマル・スピリッツ指数を見るとアメリカの企業は変わり身が早く、すぐに投資へ転換している。


パウエルがフランスの中央銀行のトップと話しをしている後ろ姿が忘れられない。「低温経済」というメッセージも印象的だった。
トランプの圧力で弱気な姿勢が印象深いパウエルは政権交代を目論み一点して強気の政策(まるでケインジアンのような)を敢行し、広く支持を得た。

しかし、これもまた不確実だ。2021年はともかく、市場はさらにその先を見据える。パウエルの任期もまたいつまで続くのか?不確実性という違和感はまだまだ続くのだ。

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