流動性の罠

プロの眼 東京大学 渡辺努教授 銀行券と金融政策のニューノーマル

貨幣を持ちたがる。日本は現金が大好きな国。
現金しか持っていない家計の割合は2000年8%。今は100兆円、30%へ上昇。
流動性が低下。貨幣保有の費用が効用を上回る。= 銀行だけが儲かる。

提案として、
1万円札の実質的な価値を毎年2%のペースで減らす。銀行券の発行を減らす。
ケインズのアイデア。
90年前。スタンプ付き貨幣。(スタンプを押さないと紙幣が使えない)オーストリアで使われた。

無題


デジタル通貨を日銀が発行する。価値を意図的に中央銀行が減らしてゆく。
(=^・^=)

面白かった。
確かに日本人は紙の貨幣にこだわる。世界でもまれな現金中心社会だろう。
これだけデジタル化が進んでいるのにまだ現金にこだわる国。

流動性が活性化しない理由はひとつ

誰もこの国を信用していないからだ。

いざというとき、誰も(国も)助けてくれない国、ニッポン。
肝心なことはどんどん次の世代に先送りする国、ニッポン。
選挙目当てでご都合主義の政治家ばかりの国、ニッポン。

・・・頼るのは現金しかないのさ。

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