ダウが１０００ドル以上値を下げた、というニュースは衝撃的で、今日の日本の株取引にも影響するはずだ。円ドル相場に先週動きがあったのは、この現象を示唆していたのかもしれない。

いずれにせよ、

このブログのひとつ前の記事にも書いたとおり、これが中国が世界に対して発信した意思表示であることは証明された。世界的な株安とは反比例するように中国株の下げ幅は限定的だ。評論家は「自国内で買い支えしている。」と言っていて、これはその通りだろう。

ダウの下落はバーニー・サンダースが支持率を上げていることも要因だという声もあるが、それは断定しにくい。社会主義者のサンダースが中国と今後どのような関係を築こうとするかは、トランプに勝ってから発信するものだろう。

いよいよこれで世界は中国化する。

一帯一路政策は東南アジアからアフリカ大陸をも占領しており、これはかつてイギリスが大航海時代に推し進めた政策を、マネー（元）を使って再現しているようなものだ。もうすでにドルの力は衰え、一時的に円に資金がシフトしたとしても、日本に成長余力はなく、全て中国元に飲み込まれる。

中国の成長が４％を切るのではないか、という評論家の懸念は的中するだろう。そして中国の成長に依存してきた日本をはじめとする周辺国や欧米諸国はますます株価を下げ、中国の一人勝ちを演出することだろう。

これはもう誰もがわかっていたことだ。

コロナウィルスの発信源は、世界を自国の経済に吸い寄せ、覇権を握ることを目的としているのだ。ウィルスが自然発生したものではなく、アメリカなどの外圧に反発するため、中国が自ら仕掛けた演出であることをよく知るべきだ。もはや止めることのできない覇権移動が起きているのである。


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