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かつて『人生フルーツ』で高い評価を得た東海テレビが2018年に放映したドキュメンタリー。『さよならテレビ』
フェイクニュースが踊るマスメディアで、放送事故などで何度も視聴者を傷つけてきたテレビ業界は”マスゴミ”などと揶揄される。所詮彼らもスポンサーに踊らされる立場である。国営放送ですら同じだ。
そんな矛盾するテレビ局の内部で視聴率競争にさらされ(いつも4位)、何をやっても局内で褒められることがない。そしてあらゆる矛盾がテレビ局を網羅していることが明らかになってくる。
心からこれはひどい現実だと思う。
テレビを見て育ったテレビ世代としては衝撃の作品である。テレビ内部がこれほどまでに矛盾を抱えていることの恐怖。矛盾が垂れ流されていることを事実として認め、内部告発的にドキュメンタリーにしたのである。恐ろしい映画である。しかし・・・
最後にどんでん返しが待っている。
もはやネットがこれほど広がれば、テレビも新聞も近い将来存在しなくなるだろう。そんなことを予感させる恐怖。でも自分たちにとってそれは恐怖でもなんでもない。もういずれなくなるものに今接しているという感覚。
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