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ある船頭の話

正直言って驚いた。
オダギリ・ジョーさんが監督と脚本を扱った映画。その美しさにまずは圧倒される。
川の水面に映る風景がとにかく素晴らしい。この美しい風景を大スクリーンで鑑賞することで圧倒される。

あとは柄本明さんをはじめとする役者陣のゴージャスな共演もすごいのだが、この映画をリードする赤い服を着た少女。この無口な少女が後半に向かって重要な役をつとめる。特に彼女が水中で人魚のように舞うシーンが素晴らしかった。彼女の佇まいに孤独という文字が浮かぶ。彼女がもし自然の精だとしたら、彼女の悲しみは自然の悲しみである。大げさに言えば、地球はどんどん破壊されてゆく。そんな深い思いを抱かせる傑作だ。

ある船頭の話。素晴らしかった!


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