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公開間際のこの映画を映画の日に鑑賞。朝いちばんのミッドランドは大変な混雑である。それはいいとして、普段あまり映画をご覧にならない方も多く詰めかけたようで、ポップコーンを転んでまき散らすは、映画が始まっているのにうろうろしたり、こちらも同じお金を払って真剣にスクリーンと向き合おうとしているわけですので、せめて映画が始まる前までにご着席願えないものか。マジ民度低い、ここ。うざい。

ということで、観客の映画に対する基礎知識を計ることはできないが、この民度の低い低レベルの観客
映画を見終えた多くのお客さんは”きょとん”としていたと思う。何が起きているのかわからない。その意味でタランティーノの映画は挑発的だ。一般的な映画の抑揚を期待して見ると戸惑うであろう。タランティーノは映画が大好きなのだ。映画が好き、ということ以上に何もない。映画が好きだからなんでもできてしまう。そして物語はほとんどない。

ただ、この1969年という時代を冷静に読み取ると、今、我々がいる現代に重なり合う部分がある。全ては時代の繰り返しでありシンクロしているのだ。

この後、栄まで出てトリエンナーレを見て「表現の不自由」について考えるのだが、まさにこの映画にも同じ主張が隠されているように思える。

この映画も町山智浩さんがレビューしていた。日経レビューも。
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