70キロを少しだけ切る。久しぶりだ。
朝晩は秋の空気だが、まだまだ暑い。今日も仕事だ。
この映画を見て、土居健朗先生の『甘えの構造』が蘇る。土居先生が戦後アメリカ留学中、日本在住経験のある女性が自分の子供について相談に訪れた。その時彼女が必死に言葉を探すが出てこなくて、苦し紛れに日本語で「うちの子供は甘えないのです。」と言ったらしい。土居教授は”甘え”という言葉が存在しないことに気づき、この著書は生まれたという。
この映画でエルトン・ジョンの実の父親がエルトンに甘えを許さない。エルトンが「ハグして」といっても”Do'nt be soft."と手も触れない。このsoftが日本語の甘えに相当するかどうかは別にして、軍人の父親が子供に甘えを許さないことが、彼のその後の人生で「誰からも愛されない」という孤独を味わうことになる。
アルコールやドラッグなど数々の依存症に類する病に苛まれた彼が冒頭に登場する。ステージ衣装で現れた彼は、その行く先をステージではなく、告白サークルへと進み、自分の過去を告げるのだ。『ドント・ウォーリー』などでも主題とする世界的に蔓延する依存症というやっかいな病の原因を”甘え”にゆだねるのは強引だろうか。ストレスの行き場を失った先に甘えるものがないと、人はどこへ向かえばいいのだろう。
Sir エルトン・ジョンという偉大なアーチストの人生を目の当たりにして、全く違うことを連想してしまったようだ。『ロケットマン』は素晴らしい映画だった。そして彼がヒットさせた多くの楽曲をライブで見たような迫力にもまた圧倒させられた。とてもよかった。
この映画でエルトン・ジョンの実の父親がエルトンに甘えを許さない。エルトンが「ハグして」といっても”Do'nt be soft."と手も触れない。このsoftが日本語の甘えに相当するかどうかは別にして、軍人の父親が子供に甘えを許さないことが、彼のその後の人生で「誰からも愛されない」という孤独を味わうことになる。
アルコールやドラッグなど数々の依存症に類する病に苛まれた彼が冒頭に登場する。ステージ衣装で現れた彼は、その行く先をステージではなく、告白サークルへと進み、自分の過去を告げるのだ。『ドント・ウォーリー』などでも主題とする世界的に蔓延する依存症というやっかいな病の原因を”甘え”にゆだねるのは強引だろうか。ストレスの行き場を失った先に甘えるものがないと、人はどこへ向かえばいいのだろう。
Sir エルトン・ジョンという偉大なアーチストの人生を目の当たりにして、全く違うことを連想してしまったようだ。『ロケットマン』は素晴らしい映画だった。そして彼がヒットさせた多くの楽曲をライブで見たような迫力にもまた圧倒させられた。とてもよかった。
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