今年も熱戦繰り広げられている甲子園に来た。
大相撲もそうだが、こちらも伝統を重ねる。今年で101回だそうだ。
今年は東海大相模と中京大中京の対決。それぞれ甲子園経験のある伝統校。
1対1で迎えた6回表、中京大中京はサインミスでチャンスを台無しにする。とかく試合の流れが変わるパターンだが、案の定その裏、東海大相模の3番打者井上捕手にホームランが出て均衡が破れる。しかし、直後7回表に、ヒーローとなるはずの井上捕手の失策などが重なり、中京大中京打線が火を吹いて一挙7点をあげて試合を決めた。
中京大中京打線がかなり振り回してくる打線で、バントなどの小技はほとんど見せなかった。両チームとも投手をめまぐるしく交代させるなどの配慮も目についた。そんな中、中京大中京で最後に登板した赤塚投手が140キロ代後半のスピードボールを投げて目を引いた。
中京大中京はこの前の試合で大量得点をあげた作新学院と対決する。
今年も甲子園の熱気を体感できた。選手の活躍だけでなく、ファンとスタッフ、あるいはビールやかちわりを売る若者たちまでもが戦っている。売り子さんたちは皆さん可愛らしく元気な笑顔を振りまいてくれる。若さに接する有り難い機会である。そしてまた大きな感動と涙腺を刺激する選手と応援団のひたむきさに心を奪われる。
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