水前寺公園から市電で熊本城に向かう。途中下車して下通の鶴屋という百貨店をふらつく。豊橋の穂の国百貨店もそうだが、地方の百貨店はこれからますます苦戦するだろう。独自色を出してもなかなか客足は伸びまい。しかしこの鶴屋は店舗面積も驚くほど広く、熊本の消費を下支えしていることがうかがえる。ここから歩いて熊本城へ向かう。熱射が強く辛い。そして語るまでもなく目的の熊本城は復興中だ。近づくことすらできない。近くの高いビルから見下ろせばよかったかもしれない。しかし周辺は賑やかで、土産物の店は賑やかだった。ここで震災があったとは信じがたいほどの賑やかさだ。大昔、九州を担当してた頃、熊本城は近くまで来たことがあるが、まるで覚えていない。復興したら天守閣まで上ってみたい。