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とてつもなく素晴らしい映画だった。『トイ・ストーリー4』
ジョン・ラセターが存在せずとも、この映画の礎は失われず、前作でアンディのおもちゃとしての役割を完結しても、あらたな持ち主ボニーを助けるためにウッディをはじめとするいつものおもちゃたちが大活躍する。
相変わらずスピード感のある展開と、新たなキャラクターとこれまでずっと活躍してきたキャラクターが見事に重なり合い、それぞれの役回りを果たしている。
特に目玉となるのは、第1作からウッディの傍らで微笑んできたボー・ピープの活躍がすごい。これまではただ佇んでいるだけの存在だったが、今回は野性味あふれるアクションの連続で。これまでのロングスカートを脱ぎ捨て、大立ち回りをするのである。彼女の男勝りの活躍がこの映画の柱となっていっる。
最後の最後にウッディがくだす決断が、この映画のテーマであろう。彼はずっと持ち主のために生きてきた。アンディから離れてもなお、この映画でも新しい持ち主であるボニーを元気づけるために活躍する。しかし、その彼が最後に下した決断は、時代の変化を告げるとともに、このシリーズがさらに新しい展開に進むことを夢見させる終わり方だった。
IMAXの大画面大音響で鑑賞してよかった。
実は前日、自宅の小さな小さなテレビで『トイ・ストーリー』を鑑賞してからみたのだが、やはりこのような動きのある映画は映画館で見るべきものだ。
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