本当にひさかたぶりのライオンズ戦応援。

これでもうしばらくはナマ応援はできないだろう。一抹の寂しさを感じる観戦。

SeesaaBlogs WordPress

ナゴヤ球場で二軍の試合は時々観戦する。しかし名古屋ドームは1年ぶり。

先発は防御率5点近い十亀投手と、ドラゴンズは今期好調の大野雄大投手。5回までノーヒットの好投だったが、この日は中村選手１人に3安打4打点、１ホームランを許して自滅した。しかし大野雄大投手は素晴らしいピッチングだった。後半少し球が上ずりかけたところを狙われたが、中村選手に打たれるまでは完璧なピッチングだった。

対する十亀投手は相変わらず制球が定まらず、のらりくらりのピッチング。ドラゴンズの拙攻に助けられた。ところで古いデータを見ていたら、なんと2013年の５月に十亀投手が西武ドームで完封した試合を観戦していた。そしてあの時、第二球場から今やメジャーリーガーの菊池雄星投手が現れてファンにサインしていたのだった！懐かしい！あの頃とはずいぶんメンバーが変わったものだ。

試合開始2時間前にドーム入りしてライオンズの打撃練習を見ていたが、山川選手がタイミングを悪くしている反面、中村選手は練習からリラックスしたバッテイングをしていて好調さを感じた。

ドラゴンズサイドからすると、ホームラン王の4番山川選手のフルスイングをかわしても、5番に目下首位打者の森選手が続き、その後に好調な中村選手が座るとなると、とてつもないプレッシャーがあるだろう。実はライオンズの下位打線はそれほど怖くない。中軸もぶんぶん振り回すタイプが多く、タイミングさえはずせば抑えされるのだが、好調時の中村選手だけはこれが効かない。うまくタイミングを合わせて柔らかくスタンドへ持ってゆく。この日のホームランもライトスタンドに持って行った。




それにしてもドラゴンズファンは毎日ストレスが溜まるだろう。打てない打線がようやくこつこつ点を入れても、パ・リーグの野球は一発で逆転してしまう。セとパでは野球が違うように思う。それにこの日も勝ち越しのチャンスに走塁ミスがあるなど、攻守ともにかみ合わない。好投した大野雄大投手を見殺しにしてしまったようなものだ。




一軍の試合は昨年の５月、松坂大輔投手が登板した試合以来。せっかくライオンズが名古屋に来たのだから、サプライズで松坂投手が投げてくれても良かったのではなかろうか。どうやら週末は日ハムを名古屋ドームに迎えるようだが、ここではあの吉田輝星投手が先発するらしい。二軍で１割台の根尾選手はまだまだ時間がかかりそうで、同期対決はまだ先だろう。

育成面でもセ・リーグは才能をつぶしている。ドラゴンズは選手を育てる仕組みに乏しいのではないか？