ショックだった。薬物依存の激しさを淡々と描く素晴らしい映画である。
しかもこれは都会の話ではない。おそらく地方都市の実情だろう。
『ムーンライト』でも薬物についてリアルに描かれていたが、こちらは依存症から立ち直る寸前の主人公を描く。
冒頭、クリスマス間近の教会。聖歌を練習する白人の少女を見守る母親、ジュリア・ロバーツが大写しになる。そこに黒人の子供が寄り添ってくる。これだけ書いてもわかりにくいのだが、つまりこの映画は言葉や回想シーンなどによる説明を一切しない映画なので、このワンシーンでジュリア・ロバーツが再婚していることを想像しなければならないのである。ある意味で、見る側の想像力を求める映画でもある。
しかしわかりにくいといことは全くなく、ドラマを見続けるうちにそれぞれの登場人物と背景がじわじわと露出してくる。これはベンが施設から帰った24時間を時系列に描いた映画であって、この流れは最後まで変わらない。
しかもこれは都会の話ではない。おそらく地方都市の実情だろう。
『ムーンライト』でも薬物についてリアルに描かれていたが、こちらは依存症から立ち直る寸前の主人公を描く。
冒頭、クリスマス間近の教会。聖歌を練習する白人の少女を見守る母親、ジュリア・ロバーツが大写しになる。そこに黒人の子供が寄り添ってくる。これだけ書いてもわかりにくいのだが、つまりこの映画は言葉や回想シーンなどによる説明を一切しない映画なので、このワンシーンでジュリア・ロバーツが再婚していることを想像しなければならないのである。ある意味で、見る側の想像力を求める映画でもある。
しかしわかりにくいといことは全くなく、ドラマを見続けるうちにそれぞれの登場人物と背景がじわじわと露出してくる。これはベンが施設から帰った24時間を時系列に描いた映画であって、この流れは最後まで変わらない。
コメント