
カウンターの向こうには頑固そうな大将がいる。一元のお客さんが「おススメはありますか?」と聞けば「ありません!」とピシャリ。知ったかぶりも通用しない身だと理解する。



カウンター越しに大将のりょうさん(職人歴40年)の包丁さばきに見とれる。反対に向こうも客席を見ているのだ。だから寿司屋は緊張する。
ダーリンが大将に「辛口の日本酒はあるか?」と聞くと、「いま寿司屋に辛口は置いてない。」と諭される。確かにどこへ行っても、大昔の飲み助が飲んだ安酒の俗に言う辛口二級酒は見当たらない。そんな会話の中で竹雀という酒を促される。岐阜の酒らしい。
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