境内はそれなりに人だかりができ、考えることは誰も同じ。御朱印目当ての長蛇の列だけが名につく。雨の中、ご苦労さんなことだ。

外国人が熱田神宮のあまりのそっけなさに”that's all？”と愕然とした表情でたたずむ姿を気の毒に思う。

これだ。この根拠のない無作法。

外国人をはじめ来訪客に優しくない排他的な街”ナゴヤ”。シャッター通りと神宮の味気無さ。せっかくの神宮様がありながらまるで商売っ気がない。これぞ名古屋。”This is Nagoya”

名古屋もそうだが、平成から令和になり色々な報道が続いていたが、まぁ特に民放の報道にはあんぐりするほどあきれた。これじゃテレビ離れも止むをえまい。新天皇皇后を敬う姿勢はともかく、どうでもいいようなことを繰り返し報道し、ギャラの安いお笑い芸人にコメントさせるなど、品のない番組ばかりだ。平成最後の日の「美智子皇后のドラマ」だけが目をひいたほか、価値のない番組ばかりであった。（お笑い芸人もギャラが高騰して、素人さんを使うのが常道のようだが・・・）

そして、こうした偏向報道に加えて中身のない番組。もう少し将来や未来を彷彿とさせる番組があってもいいのではないか。上皇のご学友が唯一ＮＨＫで「懸念する」とコメントされていて誠実だった。

自分は自分が生きている間はともかく、これからの日本は大きく転落してゆく。しかも令和時代は短い。令和後を想像するに、もはや時代のうねりを止めることはできないと思う。

転落する国が謙虚さを失い、世界からスポイルされてゆく。

そう。

それはまるで昭和の時代にあったあの大きな戦争への道を歩む可能性を暗示していないだろうか。