両軍の選手名もほとんど知らないが、中日の３塁コーチには先ごろ引退したばかりの荒木さんが立ち、ブルペンコーチには浅尾さんが立っていた。この近さはナゴヤドームでは体感できない。ローカルも悪くない。

試合結果は中日が４対３の１点差でかろうじて逃げ切ったのだが、ソフトバンクの３軍と中日の２軍の試合で互角なのだから、球団の資金力や編成の差は歴然としている。ただ、チーム規模や資金力が結果につながらないのがまた面白いところだ。

中日は外国人投手が目立った。特に最後に登板したマルチネス投手は１５０キロ台のスピードボールが武器で見ごたえがあった。

攻撃面では相変わらずヤキモキする展開だったが、根尾選手とともに今年入団した石橋選手（楽天のオコエ選手の後輩、関東一高出身）が代打で登場。凡打に終わったが、構えは悪くない。期待したい。ほかにはこの日のラッキーボーイ滝野選手の活躍が目立った。

もうウェスタンリーグは今週から開幕なのだそうだ。果たして根尾選手はこの球場に来るのか来ないのか。早いものでもう球春。楽しみだ。