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韓国映画を久しぶりに映画館で鑑賞した。
映画館といってもセンチュリーシネマ。スターキャットが運営する栄パルコの8階にある小劇場。
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10時開店少し前に着くと長い列。
まさかと思ってエレベーターで8階まで行くとチケット売り場は長蛇の列。平日の朝である。驚きだ。
しかし45名しか入らないシアターの客先はまばらで、隣の劇場で公開された『洗骨』に並ぶ客がほとんどだった。
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最前列のど真ん中で小さなスクリーンを体感する。
後ろの席には品のいいご婦人の二人連れ。その会話に「韓国人は情に厚くて家族を大切にする。日本人は見習うべきことが多い。」とおっしゃっていた。たしかにそうだ。フェイクの塊のようなマスコミの日韓をめぐる政治報道は両国の国民の絆に影響しない。本来はお互いがリスペクトできる関係なのだ。
螢・納屋を焼く・その他の短編 (新潮文庫) [ 村上 春樹 ]
そしてこの映画はまさに日韓をつなぐ映画だ。原作村上春樹、監督イ・チャンドン。いずれも日韓と深い関係を持つ。そして解き放たれたこの映画も素晴らしいものだった。感動した。
村上春樹がかつて書いた短編を現代韓国の若者層に置き換えて撮った傑作だ。聞けば『万引き家族』とカンヌで競った作品だそうだ。そのクオリティは高くイ・チャンドンの実力と感性は確かなものだ。素晴らしかった。
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