年末からのツアーに大満足して、元旦は家に帰ろうとホテルを出た。ホテルの朝食のキャンセルして朝一番で電車に乗ることにする。そして朝飯もサンドイッチ程度に敢えて甘んずる。
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ところがである。
敦賀から近江塩津を経由して、そのまま米原に向かうより、比叡山坂本という駅に向かうことが可能であることを知る。これはまさに永平寺から連なる寺院シリーズではないか?と夢を見て、そのまま琵琶湖を西へと向かうことにした。
ところがである。
敦賀から近江塩津を経由して、そのまま米原に向かうより、比叡山坂本という駅に向かうことが可能であることを知る。これはまさに永平寺から連なる寺院シリーズではないか?と夢を見て、そのまま琵琶湖を西へと向かうことにした。
JRの比叡山坂本駅からケーブルカーの駅まではかなり距離がある。途中に京阪の立派な駅もあり、ほかにもバスでのアクセスがあるようだ。永平寺の時に比べて天気も良かったので、この道を歩くことにする。
坂本ケーブルは1時間に二本。距離は2キロ余りで日本最長だそうだ。元日ということもあって行きも帰りも超満員であった。
さて当の延暦寺だが、ケーブルの駅からさらに歩くと入場料を払う関所があってその先には根本中堂という巨大な国宝があり、ここは改装中だ。中はそのまま残されており、本尊を中央から見下ろすと、お坊さんが地下を行き来している。すごい光景である。
また、この改築工事の重みがすごい。建屋全体に鉄骨の足場を組んで屋根全体を剥がした状態を間近で見ることができる。
かつて清水寺の改築足場な、興福寺中金堂の改築も見ているが、改築現場をここまで間近に見る機会は少なかろう。被災した熊本城の復旧工事のニュースなども聞くにつけ、日本のコンストラクションレベルの高さを改めて認識する。
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