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すごいテクノロジーに支配された映画であった。めくるめく予測不能なドラマ展開を楽しみつつ、その映像美に驚く。ファンタスティックビースト。Fantastic Beasts。

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ネタバレにはならないので先に書くと、ジュード・ロウがダンブルドアとして登場し、前作の最後にサプライズで出演したジョニー・デップがこの映画の中心となって展開する。
囚われのグリンデンバルト(ジョニー・デップ)がこの映画のタイトルでもあり主人公だ。前作でもほのめかされていた通り、彼がダークサイド。『スター・ウォーズ』サガと呼応する人間の内面にある明と暗を連想させる。
さらに、この展開はアメリカの自国中心主義への批判とフランスの国力低下をも連想させる。極めて政治的な映画とも読み取れる。
登場人物の人間関係が複雑に交差する物語でもあり、かなりハイレベルな映画であった。
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