疲れを知らない子供たちに、この得体の知れない無駄な空間は最高の環境のようだ。転んで泣いて、それでもまた立ち上がり笑顔で走り出す。恐怖心が消えて行く立体的な空間。むしろ大人がこの場所を侮り恐れおののいている。
娘が孫を抱いて坂を登ろうとして転びそうになり立ち往生すると、若い男性が助けようとして、また転びそうになる。この悪循環こそ大人の抱える矛盾なのだ。
そこにいればいるだけ多くを学ぶことができる不思議な場所である。少なくともここに子供が危険な場所はどこにもない。むしろ大人に危険を警告しているようにも思える。
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