落語ネタの記事が続く。
この記事の演目はおそらく『代わり目』ではないか?
今朝の日経「春秋」より。
先週末、寄席をのぞいたらマクラでこの話題に触れる演者が結構いた。新型コロナの新規感染者の減少で、自治体が居酒屋などへの営業時間の短縮要請を解除するニュースである。酔って帰宅した男が家でもう一杯、と妻にせがむ演目を披露したのは柳家さん喬師匠だ。

無題1

▼名人上手が酒杯を口に運ぶしぐさを見ていると、こちらもお付き合いしたくなる。英国では酒場をパブと呼ぶ。正式には、パブリックハウス。直訳すれば「公共の家」だ。生きていれば嫌なことだってある。きょうの疲れを癒やし、あすへの活力を与えてくれる公共のインフラなのだ。そんな含意があるようにも聞こえる。

▼英国紳士は、実にうまい命名をしたものだ。それとも飲んべえの言い訳なのか。でも、米国の社会学者レイ・オルデンバーグは、著書「サードプレイス」で指摘する。自宅でも職場でもない「第三の場所」、例えば街の酒場やカフェなどは地域社会の核となる大切な空間なのだ。魅力的な都市計画には欠かせない、と説く。

無題2

▼東京都などで酒類を提供する店の時短営業が解かれた。友や同僚と一献傾けつつ、ゆっくり語らう。昨晩、第三の場所のありがたさを再認識した方もおられよう。しかし、忘年会シーズンを前に感染のリバウンドも気がかりだ。高歌放吟は控え、なるべく少人数で。周囲への配慮が欠かせない公共の家での振る舞いである
酒は飲まなくなったが、酒場には積極的に行く。
もちろん寄席にも行く
しかしなかなか代わり目は目で見えにくい。日本も世の中の代わり目のはずだが、全然危機意識はないようだ。相変わらす・・・
(=^・^=)



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