今日は沖縄慰霊の日だそうだ。

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これは岡本喜八監督の『激動の昭和史 沖縄決戦』を見るべきだ。庵野秀明監督が何度も何度も見たという映画。これに尽きる。いま日本にはまだ大本営がある。コロナを戦争に例えると、あの時と同じことを繰り返している。『失敗の本質』を見極めることができない。誰も気づいていないようだが・・・

財務省の決裁文書の改ざんに関与させられ自殺した近畿財務局の赤木俊夫さんが残したいわゆる「赤木ファイル」が開示されたことについて、麻生副総理兼財務大臣は、閣議のあとの記者会見で文書の詳しい内容には触れず、「財務省としては調査を尽くしている」として再調査は行わない考えを改めて強調しました。 (NHKニュース)
これだって大本営と考えは同じ。

そして”知の巨人”立花隆氏が亡くなった。近藤喜文監督の『耳をすませば』の父親役。


立花隆さんについては思い出が尽きないが、田中角栄研究があまりにも有名。政治記者ではなく雑誌から政権を退陣に追い込んだことに意味があった。いったい政治記者は何をやってるのか?今も昔も。政権に阿りすぎていないか?

個人的には、『解読「地獄の黙示録」』という著書があまりにも面白くて興奮したことと、武満徹さんが亡くなったときのインタビューで、あの立花隆さんがテレビカメラの前で慟哭したシーンが忘れられない。


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”死”とも向かい合ったあの偉大な巨人を忘れることはできない。
心からご冥福をお祈り申し上げる。
合掌




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