ジャクソンホールでパウエルの演説があった。日本と同じ道(出口なし)を辿らないようにしながら、資金をジャブジャブ流出し、ギリギリまでゼロ金利を続けようとしている。ちなみに去年の今頃ジャクソンホールで利下げの話題があった。コロナになる前から利下げで資金が行き場を失う懸念はあった。もともとあったのだ。

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日経の記事

FRB、「物価2%超」容認決定 ゼロ金利維持へ新指針

物価目標を見直すのは、金利や物価がそろって鈍化する「低温経済」が続いているためだ。企業や家計が先行きも物価は上がらないと判断すれば、日本のように慢性的に物価が上がらなくなる。27日の国際経済シンポジウム(ジャクソンホール会議)での講演で、パウエル議長は「インフレ率の低下は、極めて深刻なリスクだ」と主張。物価の緩やかな過熱を認めて、企業や家計のインフレ期待を高める狙いだ。

主要中銀では、日銀も物価上昇率が2%を安定的に超えるまで資金供給の拡大を続けるとしているが、FRBが2%を超えてもゼロ金利維持を容認する指針を示せば、主要国で初めてとなる。
市場はこれに驚きはしない。ほぼ想定内だ。常に底を打てば急激に揺り戻しがある。このときに恐ろしいバブルがやってくる。病み上がりの急激な変化はどこかに歪みが出るだろう。

それよりも今日、アベノミクスの記者会見があるそうだ。
ほとんど世界のニュースで取りあげられることがない日本の記事だが、さすがに今日は世界が注目している。
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